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支払督促 仮執行の宣言 民事訴訟法第三百九十一条
債務者が支払い督促の送達を受けて、2週間以内に「督促異議」の申し立てをしない時は、簡易裁判所書記官は、債権者の申し立てに基づき「仮執行の宣言」をしなければなりません。
仮執行宣言の申立 見本
仮執行宣言の申立債権者 マンション 太郎 債務者 大田 一郎上記当事者間の平成 年(ロ)第0号貸金請求支払督促申立事件につき、債務者は平成 年 月 日送達された支払い督促に対し法定期間内に異議の申し立てをなさず、また支払いもしないので下記費用とともに仮執行の宣言を願いたく申請いたします。平成 年 月 日債権者 マンション 太郎東京簡易裁判所 御中仮執行宣言手続費用 1、送達料 金00円 2、申し立て書記料 金00円 計 金00円 |
条文
(仮執行の宣言)
第三百九十一条 債務者が支払督促の送達を受けた日から二週間以内に督促異議の申立てをしないときは、裁判所書記官は、債権者の申立てにより、支払督促に手続の費用額を付記して仮執行の宣言をしなければならない。ただし、その宣言前に督促異議の申立てがあったときは、この限りでない。
2 仮執行の宣言は、支払督促に記載し、これを当事者に送達しなければならない。ただし、債権者の同意があるときは、当該債権者に対しては、当該記載をした支払督促を送付することをもって、送達に代えることができる。
3 第三百八十五条第二項及び第三項の規定は、第一項の申立てを却下する処分及びこれに対する異議の申立てについて準用する。
4 前項の異議の申立てについての裁判に対しては、即時抗告をすることができる。
5 第二百六十条及び第三百八十八条第二項の規定は、第一項の仮執行の宣言について準用する。
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